温   泉   記

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春の獅子舞

田舎のほうに行くと、地元の青年会の会員たちが春の獅子舞の祭りをする。大体練習は合計すると一ヶ月くらいでしょうか。仕事が終わり地元の公民館で九時ごろまで練習をします。それからお疲れ様の「飲み」が始まります。練習後はけっこう喉が渇いているのでビールが美味いでしょうね。この土地で生活する人にとっては地元の方々とのちょうどよい交流の場です。
やはり地域によって獅子頭も違えば衣装も違い、舞い方も違ってくる。当然といえば当然なのだが・・
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獅子舞とは一体どういう意味が込められているのか?

日本の獅子舞
中国から伝来したとされる日本の獅子舞は、全土に広がりバリエーションは多岐にわたる。大きく分けて、伎楽(ぎがく)系の獅子舞と風流(ふりゅう)系の獅子舞がある。獅子の頭部(獅子頭:ししがしらと呼ばれる)は木製が多いが、和紙による張子のものや最近では発泡スチロールによるものもある。舞方は諸流派があり風流系(ふりゅうけい)、※神楽系(かぐらけい)などが知られるが、他にも多くの舞があり同じ物は二つとないとも言える。


伎楽系の獅子舞

伊勢神楽の獅子舞 (小正月の京都)伎楽系(神楽系)の獅子舞は西日本を中心として全国的に分布し、胴体部分に入る人数で大獅子、中獅子、小獅子と区分され大獅子では、獅子を操作する人以外に囃子方も胴体に入って演奏し、小獅子では、獅子頭を操作する1人だけが胴体も兼ねる。正月に見る獅子舞や神楽での獅子舞をはじめ、一般に獅子舞というとこの系統の獅子舞を指すことが多い。起源は大陸から伝来したものと考えられ、現在の中国獅子舞とも繋がるものと考えられる。


風流系の獅子舞
風流系の獅子舞は関東・東北地方に主に分布し、1人が1匹を担当し、それぞれが腹にくくりつけられた太鼓を打ちながら舞う。東北の一部には7~8頭で1組の鹿踊りもあるが、もっとも多いのは3匹1組の三匹獅子舞であり、東京・埼玉などのかつて武蔵国と呼ばれた地域の農山村では一般的な郷土芸能・民俗芸能となっている。3匹のうちの1匹は女獅子(雌獅子)と呼ばれ、雄獅子が雌獅子を奪い合う女獅子隠しという演目を持つところが多い。伴奏は、篠笛と竹でできたささらという楽器である。「ささら」をする人は舞庭の四方に配置して、この楽器を奏するが、これを欠く三匹獅子舞もある。起源は西日本の太鼓踊りあるいは陣役踊りといわれ、中心にいる数人が頭上のかぶり物を獅子頭に変えたものが始まりだろうと考えている人が多い。しかし、東国の風流系の獅子舞は、もっと古くからある日本古来の獅子舞であり、獅子頭(ししがしら)も本来は鹿や猪を模したものであったと考えている人もいる。獅子頭は通常木製(桐製)であり、獅子以外に竜頭のものや鹿頭のものもある。

※神楽=(かぐら)は、神道の神事において神に奉納するために奏される歌舞。神社の祭礼などで見ることができ、まれに寺院で行うところもある。「かぐら」の語源は、「神座」(かむくら・かみくら)が転じたものとする説が一般的である。神座は神の宿るところを意味し、そこでの歌舞が神楽と呼ばれるようになったと考えられている。古事記および日本書紀においては、岩戸隠れの段でアメノウズメが神がかりして舞ったという神話が神楽の起源であるとされる。アメノウズメの子孫とされる猿女君は宮中において鎮魂の儀に携わっており、このことから神楽の元々の形は鎮魂・魂振に伴う神遊びであったと考えられる。

神楽は、宮中で行われる御神楽(みかぐら)と、民間で行われる里神楽(さとかぐら)に分けられる。里神楽はさらに大きく巫女神楽・出雲流神楽・伊勢流神楽・獅子神楽に分類され、これらの流れを汲んだ神楽が各地に存在する。近代に作られた神楽もあり、その中には多くの神社で行われているものもある。

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ここの獅子は大人が担い、獅子に対峙(たいじ)して舞う「獅子とり」役は子供が演じる。獅子とりは、獅子をなだめ、おいかけ、あやすよう華麗に舞う。獅子とりの武器は刀や鎌や、棒、なぎなたなどもある。
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by hidetatu32jp | 2007-03-31 21:43 | Comments(0)